- 作者: 横山泰行
- 出版社/メーカー: アスコム
- 発売日: 2011/10/25
- メディア: 単行本
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「ドラえもん学」の提唱者が、主人公?ののび太の言葉から導く処世術。
香山リカさんの頑張らない、無理をしない生き方に通じるところがあると感じる。
ただ、創作された物語の言葉から抽出分析ということには、少し違和感が残る。
本の帯にあるように、
「くじけない、自分らしくいる、比べない、人に優しい、クヨクヨしない、無理しない、力を合わせる」というのは、確かにそういう姿勢でいられれば、とても素敵なことだとは思う。
p26:あなたの人生は感動の連続だったはず。その感動を忘れて不満ばかり言っている日々よりも、感動をたびたび思い出して味わえる日々の方が絶対に幸せ。
p39:人と比べた相対的な価値ではなく、自分自身における絶対的価値が重要なのだと私は思うのです。
p115:ときには仕事も家事も放り出し、徹底的に休むことも必要ではないでしょうか。
こうした生き方が良いのはそうだが、一方で、競争原理、自由主義などの価値で社会や組織が動いているところがあり、どう折り合いをつけていくか。
{4/15読了、記入は4/21}