- 作者: 美崎薫
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2010/12/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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自分もいろいろな記録や資料をとっておいたり、メモに残すことは好きだが、この著者の残しぶりはすごい!そして、クラウドの進展により、実際にすべてのログを残すことが可能になってきた時代、どう活用していくかは、著者がさまざまなシステムを紹介しているのが参考になるかもしれない。ただ、これだけは好きでないと、手段が目的化しそうな気がするし、気をつけたほうが良さそうではある。著者がいうように便利になれば良いのだけれど、ここまで準備して記録していくことは、普通の生活をしている分には、まだまだハードルが高いように思った。
(目次&扉ー引用)
クラウドのライフログサービスがすごいことになってきた!人生を記録し、整理・検索し、活用する時代が幕を開けた。ライフログは、凡庸な記録の山をヴィンテージの宝物に変える技術。ログが予測し、人が考える作業をサポートする。人生には単独のばらばらのできごとは存在しない。過去を踏まえて考えれば、いまなにをしたらよいかわかる。人生のすべては例外からできている。あるべきものがない、気づくべきことを見逃してしまう。ライフログで不安や雑事から解放されれば、大切なこと、人生について考える時間を生み出せる。生活は便利になり生産性も上がるのだ
1 イントロダクション(ライフログとはなにか;狭義のライフログ・・・全データ全履歴);
2 ライフログの可能性(ライフログでなにができる;私家版「雑誌用原稿の書き方」・・・ログがあるからわかる・・フィルタリングのための辞書);
3 ライフログのある生活(暗黙知をどうかたちにするか;ライフログのステータス・・・客観的=冷静);
4 さまざまなライフログシステム(日記と食事ログ;写真だけでは料理を再現不能・・・生活そのものに密着した辞書・・);
5 ライフログで人生は変わる(ライフログで人生について考える;たとえば食事部分をサービス・・・すべてがつながっている);
{5/18−19読了、記入は22}