読書録

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『頼朝と義時 武家政権の誕生』 呉座 勇一 著

発刊した講談社のサイト↓
HPの紹介分引用↓
日本史を変えた「鎌倉殿」と「執権」という、2人の政治家――。
源平合戦から承久の乱まで、武士中心の社会は、いかにして生まれたか?
朝廷と幕府の関係が劇的に転換する日本史上の画期を描き出す!
「はじめに」より、
p7:中国や朝鮮半島の王朝は原則的に文官優位であった。なぜ日本では武士優位の社会が産まれたのか・・どちらか一人だけでは不十分なのだ。本書が武家政治の創始者として、頼朝と義時の二人を取り上げる所以である。
 
 大河ドラマ三谷幸喜氏脚本でとても面白く、どこまでが史実でどこからが想像なのかと思いを巡らせながらみていたが、この本で、いろいろな見方があることを知る。
p115:鵯越の逆落としはあったか
 
p142:(頼朝追討)宣旨は義経から脅されたからにすぎない
 
p237:牧氏事件 吾妻鏡によれば、牧の方が策謀をめぐらしたと記すが、鵜呑みはできない。父親に反逆した印象を和らげる
 
p241:父時政に汚れ仕事を押しつけ、利益だけを受け取った
 
p257:実朝確保に失敗したのは・・・義村が叔父の(和田)義盛を裏切った
 
p293:後鳥羽のもくろみを粉砕したのは、実は三浦義村北条政子の演説

 大河ドラマは、牧氏事件が終わり、このブログを書いている時点からはきのう10月9日(日)は、振り返りと今後を出演者が語り合う、いわゆる番組宣伝ながら、らしくないトーク番組だったが、さまざま秘話も明かされ、楽しい内容で、スポーツ紙を中心に記事になっていた。

www.nhk.or.jp

ラインのオープンチャットでも、意見交換でメッセージがたくさん集まっていた
取り上げられた記事には以下のような内容もあり・・意味がわかった
 
{2022/9/27火-10/4火:読了、記入は10/10月祝23:30⑪}