読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

『君とまた、あの場所へ シリア難民の明日』 安田 菜津紀 著

 本著も男女共同参画センターの展示から。テレビのコメンテーターで活躍される著者のバックボーンを知ろうと思って手に取る。

紹介文)子供たちは生まれる場所を選べない。ファインダー越しに見つめた難民たちの心の叫び…。若き女性フォトジャーナリストの渾身のルポ。

発刊した新潮社2016.4のサイト↓
印象に残った部分を以下に引用↓
p24:シリアとの縁は、大学時代にあしなが育英会のボランティア、世界中から親を失った子どもたちを招きキャンプで、イランから
 
p152:伝える仕事が担うのは、命を直接救う役割ではない。その葛藤は消えることはなく、むしろ消してはならないものかもしれない。ただ、そこに生きる人々の声を伝えることで、彼らを孤立させないことはできるかもしれない。届けることで、その声が大きくなるかもしれない。だからこそ、通い続ける。憎しみの連鎖を止める術を、伝えるという手段で、探り続けながら。
 
p158:(直接体験していないことで後ろめたさを感じることあるが)”想像力”という大きな力が残されている。だからこそ、そんな後ろめたさからも逃げないこと。

 著者も書いているように、後ろめたさからも逃げず、想像力を働かせて、ウクライナミャンマー、香港、その他もろもろの問題をみつめ、何ができるか想像力を働かせたい。

 メモを続けている7月2日(土)も日付変更線が近づいてきて、簡易方式も厳し状況だが、もう少しだけでも、きょうに近づけておければ・・・と思う・・・

 

{2022/5/23月-24火:読了、記入は7/2土23:30}