読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

『しごと放浪記 自分の仕事を見つけたい人のために』 森 まゆみ 著

 共感して覚えておきたいフレーズをまず引用

p12:暮らすためにお金の入る仕事ももちろん大事です。でもなんだかんだ、やっていることの半分は、お金とは関係ない。私は「人の、社会の役に立つこと」が仕事なのだと考えています。どうやったら自分の好きなことを仕事にできるのか。

発刊した集英社インターナショナル(2021.8)のサイト

 メモをしてはいたのだが、なかなかアップできずにいて、ようやく大型連休の2日目未明に作業↓いったんアップしたらwifiが自動で切れて消え・・・やり直すが悲しい。ただ、こうした生き方もある、というところで、もう一度やり直してみる。
 
 著者は1954年生まれ、国立大附属の中高をへて、1973年早稲田大学政経学部に入学、1200人のうち女性は40人でクラスには2人、西洋政治思想の藤原保信ゼミで学ぶ。
 就職活動は新聞など女性を採用せず・・伯母・近藤富枝NHKアナから作家、
 1977年にいとこの友だちのおじさんが社長のオズマPR、その後赤坂のサイマル出版会に転職。
 1979年に東大新聞研究所の研究生課程に合格し,会社をやめフリーの仕事を探す。
 退社後、働く女性の大変さで取材を受けた朝日新聞の記事は「性的嫌がらせ」にフォーカス、社長セクハラ(p71)
 25歳のとき、橘樹まゆみの名で、『日本の女 戦前編』1980を初めて書く(p102)
 1984年10/15に、地域雑誌『谷中・根津・千駄木』(通称:谷根千(やねせん)を創刊
 ←保育園仲間の山崎範子と妹の仰木ひろみと3人で(p130)、p156にも感謝の言葉
 結婚から12年目に別れる・・
 「世界・わが心の旅」NHK番組に出演も+「21世紀の人々へ」インタ番組きっかけに
 →本『森の人 四手井綱英の九十年』、
   『自主独立農民という仕事 佐藤忠吉と「木次乳業をめぐる人々」』(p164)
 長男は宮大工、次男は不登校で沖縄に、30すぎ起業し「お母さんたちがおかねにならないことを町で
 一生懸命やって、いろんなh気とを助けてたことを思い出す。僕も社員が本当にしたいことのできる会社にしたい」p208
p166:なぜ本を書いているかというと、知らないことを調べたり、知恵を得、わかることが好きだからです。
 2009年『谷根千』終刊、消費税と個人情報保護法・・取材を断る口実に使われ、町会名簿もクラス名簿も配られない(p217)
 子育て世代も高齢者も排除されない、居心地の良い空間ができてきた・・若い人にも面白いおばさんと思われる存在にp221
 
 NHKのディレクターで、ちっとも出演料を振り込んでくれない人もいました・・フリーの立場がわからないんだなと(p181)
 
 女性たちのシスターフッドに励まされた(p199)スナックのママが購入
 
 国民も民衆も違和感あり、「市民」を使うp230、プロ市民、扇動者と批判され、神宮外苑の緑を守ろうと訴える
 
{2022/1/3/24木-29火:読了、記入は4/30}