読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

『みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史』 日経コンピュータ他 著

  緊急事態宣言のもと、大型連休最終日の5/6水祝の夕、新年度に入ってからいろいろあって、読書がほとんどできず、またこの読書録への記入もできていなかったことに気付き、簡単に読んだ記録としてメモ。

 この間、新型コロナウイルスが猛威を振るい、志村けんさん、岡江久美子さんの死去には衝撃をうけた。

 総合テレビでは、「となりのシムラ」を再放送しているが、このシリーズ、サラリーマンの哀愁を感じることができ、印象に残ったエピソードを懐かしくみる。スマホ検索で微妙な性的用語が出てきたり、おだてるためめの「さしすせそ」=さすが、しんじられない、すごい、センスある、そうなんですね・・、レストランで料理の写真だめといったら最後にシェフが・・・いまの世相もしっかり反映。ご冥福をお祈りします・・
 おっと元にもどして・・・

  専門誌 日経コンピュータの記者たちがまとめた内容で、p174「みずほ銀行の二度のシステム障害は、どちらも経営陣のIT軽視、IT理解不足に原因がある。この、根本原因を見逃した結果、みずほは失敗を繰り返してしまった」と指摘。いかにシステム統合が難しいか、老朽化に伴い2025年問題に対処する必要があることなど、きわめて興味深い内容だった。
 おわりにに記されたp252:「ソフトは稼働した瞬間から陳腐化する」日立製作所・塩塚啓一副社長の持論についても、肝に銘じておきたい。

 発刊した日経BP社のサイト↓

www.nikkeibp.co.jp

{2020/3/24-4/9読了、記入は5/6(水祝)}