読書録

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夢みる教養 文系女性のための知的生き方史 河出ブックス

 「本書は、教養を視座に、歴史を探り、女性の実現されない夢の構造を解き明かそうとするものである」p11という内容で、「教養が私たちを阻害するもの」で「現在まで続いている様相」だという。あとがきには、「教養をめぐる抑圧的な構造は、表面にみえる事象を変えながら、現在にいたるまで機能し続けているというのが本書の基本的な立場である」p189とある。


発行した河出書房新社のサイト→ http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309624976/


 内容については、立場というか、なかなか難しい印象を持った。
 備忘録として、才女ブームで女流作家として戦後登場したのは、曽野綾子有吉佐和子原田康子の3人(p147)。ミス日本の女子大生参加で、1973年に成城大学在学中の長谷川(富田)みつ美が、また1978年にミス・ユニバースの日本代表に、短大生だった万田(萬田)久子p168が選ばれた(p168)。

{2016/12/7-8読了、記入は17}