読書録

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人に心を開いてもらいたい時、私が必ずやること、やらないこと。

人に心を開いてもらいたい時、私が必ずやること、やらないこと。

人に心を開いてもらいたい時、私が必ずやること、やらないこと。

 テレビで活躍されている著者が、この世界に入った経緯や心の持ち方などを紹介している。いつまでもお若いと思っていが、あとがきが手書きで、「私なりに生きて来た58年が、少しでも皆様の何かの参考になれば、お役に立てることができれば幸いです…よろチクビーp199」と結んでいたところで、58歳なのだと気付く。『秘密のケンミンSHOW』などのMCぶりは、この本を読むとバックボーンというか背景を理解することができた。

 著者は、大阪万博が開催された1970年、小学校6年(12歳)の将来の夢という作文で、新聞記者になって男の人の中に交じって活躍したいと書いたというp66。短大卒業後、大阪の洋服屋で働いてた時、東京ヴォードヴィルショーの舞台を東京で観て感動して押しかけ的に入団。1984年に、仲間4人(柴田理恵さん、佐藤正宏さん、村松利史さん、渡辺信子さん)と放送作家喰始さんで「ワハハ本舗」を旗揚げ、1985年にタモリの『今夜は最高!』をきっかけにテレビの仕事が増えていったとのこと。自らの肩書は、「劇団員」p111


発行したTAC出版のサイト⇒ https://shuppan.tac-school.co.jp/notice/1177.html


 印象に残った言葉やポイントをいくつか引用。
◇p48:行き詰ったり、力のなさに打ちひしがれているとき、そのたびに私は基本に戻って自分に問いかけます。自分はこの仕事に対してどれだけ誠実なのかと。」
◇飲み会の会話から開けるチャンスもあるp58(一緒の飲み食いは大事)
◇私が腹を立てることがあるとするなら、責任を果たそうとしていない後輩を見たときです。仕事で責任を果たすというのは、最善を尽くして仕事をするということです。
◇大好きな仕事をして、やりたいことができて…。自由とは時間があるかどうかではなくて、心の持ちようなんだと実感しました。p78
◇写真を一緒に取ってくださいと言われると、昔は断っていたが、最近はよほどのことがない限りOKと答えるようになった。皆さんが少しでも不快に感じるような行動はできるだけしたくないという心境に変化してきたp142


{2016/11/25-28読了、記入は12/3}