目が悪くなったことを実感する・・・この本、実は、「中高年のための」と思って手に取ったのだが、“年”ではなく“生”だった・・・とはいえ、いまどきの状況もわかって、読み出すと、四半世紀以上前のこと、とくに“性”について戸惑っていたころを思い起こしながら、面白かった。
当時、オ〇ニーをすることは良いことか悪いことか、など含めた子ども向けのマニュアルのような本があった気がするのだが思い出せない。それこそ、テレ朝の「マツコ＆有吉 怒り新党」の「記憶調査委員会」にでも投稿したい気分になってきた。
☆発行した日本評論社のサイト⇒ https://www.nippyo.co.jp/shop/book/7193.html
印象に残った内容と著者について、以下にいくつか引用
◇ネットトラブルに巻き込まれる人、巻き込まれない人…宮崎豊久インターネット博物館代表
・ネット上のあったこともない人を好きになるのは、家庭内に居場所がないと感じていることが多いp48＋トラブルを起こすのは、「コミュニケーション力が足りない」「人間関係の作り方がわからない」「自己肯定感が持てない」というリスクが存在するp52
＋フリーライター渋谷哲也さん「生きづらさを呼ぶのは居場所のなさ」p61
◇マスターベーションでこころもからだも健康に！…中野有沙 臨床心理学 株式会社ＴＥＮＧＡ
・おとなになるために本来学んでおく必要のある行為であり、獲得すべきスキルp82
＋今井伸（泌尿器外科）さん「射精を制する者は人生を制す」で「射精道」p94
◇そんなセックス、本当はないんだよ…紅音（あかね）ほたる（タレント・元ＡＶ女優）さん
・「つけなアカンプロジェクト!!」p113、＋ＡＶを真似してするものではなく、コミュニケーションp116。
◇あなたはあなたで大丈夫-生と性と死から考える私のご縁…古川潤哉 浄土真宗本願寺派僧侶
・いろんなご縁でつながっている〜味方をするものの見方、あなたを味方する人は必ずいる。「何があっても大丈夫」p142
居場所を探して、また、縁を感じながら大丈夫と思って、というのは、中高年になっても同じかもしれない。
{2016/11/14読了、記入は20}
