読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

残業もミスもなくなる!仕事が速い人になるコツ

 ビジネス界などで活躍される方々の仕事のノウハウが、著作とともに簡潔にわかりやすく紹介されている。仕事の教科書miniシリーズというのがあることを本著で知ったが、これはVol.4になる。
 エクセルの資料作成術として、不要な重複データの削除p95とか、ミニグラフで数値の大小を表現する(条件付き書式で、データバーp99)などのちょっとした効率化の技についても掲載されている。
 巻末には、地頭を磨く教養本として、樋口裕一教授の読書術を紹介しながら、宗教や歴史など7分野で読んでおくと良い本が掲載されていたが、内容をすでに忘れてしまったり、全く読んだことがない本があったりして、学ぶべきことはたくさんあると実感する・・


出版したGakkenのサイト⇒ http://hon.gakken.jp/book/1340633900


その他、備忘録的にポイントをいくつか引用⇒
◇古川武士氏の『力の抜きどころ』p8-11:仕事のスピードが低下するのは、完璧主義と先延ばしのためで、すぐやるためには、「最善主義」にたち、1)タスクを細分化、2)簡単なことから始める、3)行動の理由(危機感、快感、期待感?)をつくること+文書は型にはめて自働化など。
←これまで取り組んではきたが、どうしても着手が遅くなることが多い

◇戸塚隆将氏の『世界のエリートはなぜ、「この基本」を大切にするのか?』p24-27:準備として、1)もし自分だったらこうする、をつねにシミュレートする、2)決断するための基準・価値観をあらかじめ練っておく⇒実践編として、仕事を頼まれたら最終形をイメージして5分だけ着手する。壁にぶつかったら、悩んでいる課題と思いつく解決策を書き出す
←すべてランダムに書き出してから考える、というのは自分でもよく使う手ではあるが、もし自分だったら、という発想で物事をとらえることは少なかったので心がけたい。

◇小松易氏の『「すぐやる人」になる1分片づけ術』p28-35:片づけ術は、こんまりさんから断捨離、ファイリング術などさまざま読んできたけど、なかなか改善しない。片づけマスターになる4つのステップとして、1)外に出す、2)分ける、3)減らす、4)しまうという、整理してから整頓の手順とする。文具は1か月以内に使ってなければ二軍にわけ、さらに1か月たって使っていなかったら捨てる、名刺の場合は3か月以内にコンタクトをとったかどうか、顔を思い出せるかどうか、という頻度で判断する。

◇佐々木常夫氏の『部下を定時に帰す「仕事塾」』p48-57:思い込まず、やり方や精度など★確認しつつムダを省く⇒書類を新規に作成する場合は調べて★既存のフォーマットで模倣する⇒文書で簡潔かつ正確に★伝達する。+「時間予算」の発想で、中期計画のデッドラインは1週間前に設定する。+報告する習慣と現場主義+重要な仕事を見極める目を持ち、自分しかできない仕事で、優先順位を決めて整理する

佐々木かをり氏の『自分を予約する手帳術』p58-64:計画と成果のマトリクスで具体的な計画をたてておかないと達成感がなく、5つのステップで手帳に自分の行動を予約する。1)やりたいことを書き出す、2)書き出したことを数字に、3)優先順位をつける(重要度と緊急度のマトリクス)、4)使える日は何日あるか具体的に書きだす、5)優先順位の高いものから、手帳に書き入れる。To do」リストにはいつやるかが抜けるので、時間帯を決めておく。

◇高橋政史氏の『すべての仕事を紙1枚にまとめてしまう整理術』p108-119:
1)問いを立てる
2)キーワードを16個抜き出して、左頁に記入
3)3つに絞って、自分の言葉で書く
4)3つの言葉から、問いの答えを導いて余白に記入する
←この手法はやったことがないので、いつかトライしてみたい。

{2/29_3/5読了、記入は7}