- 作者: 有川浩
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2013/01/11
- メディア: 文庫
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書店にたくさん並んでいたのは、映画化が決まったからなのか?ウィキには、あらすじをはじめ経緯や配役など含めて網羅されているが、もともと角川書店のケータイ小説サイトで連載され、「第1回ブクログ大賞」小説部門大賞も受賞したという。
著者の作品はいくつか読んできたが、恋愛気分を思い出しながら、やさしい気分になれることろがあり、読後感は心地よい。本著では、紹介される“雑草”の数々と食べ方など、ほとんど知らなかっただけに、新鮮ではあった。
発行した幻冬舎のサイト⇒ http://www.gentosha.co.jp/book/b6249.html
印象に残ったフレーズ・ことばなど、以下に引用
p34:(イツキ)「雑草という名の草はない。草にはすべて名前がありますーって昭和天皇は仰ったそうだよ」
p41:誰かと一緒に暮らしていると泣き虫になる。
p305:(一筆箋)ごめん。またいつか。p327 ごめん。待たなくていいです。
p312:ただ、相手に思いを残していることが分かる痕跡だけ残してーいなくなった。
p324:別れる男に、花の名を一つは教えておきなさい。花は毎年必ず咲きます(川端康成)
映画の公式サイトは→ http://shokubutsu.jp/ ことし6月に公開予定とのこと
「運命の恋 ひろいました」というキャッチコピーになっているが、こうして書店に並ぶと、読んで映画も見たくなる、ということか。
{1/20-25読了、記入は26}