読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

在宅勤務(テレワーク)が会社を救う

 副題にある「社員が元気に働く」ためには、こうした柔軟な働き方が求められるとつくづく思う。著者が冒頭に、WLBは人の生き方、ダイバーシティは社会のあり方、テレワークは、これらを実現する働き方、と整理しているのはなるほどと思う。

 ただ、万能かといえば、ヤフーが導入したあと禁止したことからもわかるようにp77、ある程度管理することが必要で、職場から上司が、仕事をしていることがわかり、気軽に声をかけることができ、パソコンの画面をのぞきこむことができるp183ような環境やシステムを導入することが求められるのだろう。

 成功するための十か条が紹介されているが、このうちクラウドの活用、頭の中の共有(電子化で共有)、というのは、ITを活用して今からでもできることで、なんとか進めていきたいものだ。ホウレンソウの共有として、タイトルで誰から誰に+主旨も書いておく、というのも、メールで溢れかえる今、確かに必要な技術だと思う。


出版した東洋経済新報社のサイトに目次あり⇒ http://store.toyokeizai.net/books/9784492557372/

著者の会社サイト「ワイズスタッフ」からプロフィール⇒ http://www.ysstaff.co.jp/information/about_yuri.html

田澤由利のテレワークブログ⇒ http://telework.blog123.jp/

テレワークマネジメント⇒ http://www.telework-management.co.jp/


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