読書録

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災害に強い情報社会

大災害に備えて、社会がどのように防災力を向上させていくべきか、東日本大震災での実際を踏まえて考えていこうという本著では、情報インフラの有効性と必要性について分析している。

また企業のうち、震災寺に素早い対応ができたSNS関連3社を紹介し、利用者の変化に迅速にこたえられたのは、経営理念が、適切な事業の定義になっていると紹介している。
ミクシィの「すべての人に心地のよいつながりを提供する」
ナビタイムの「経路検索エンジンの技術で世界の産業に奉仕する」
クックパッドの「毎日の料理を楽しみにすることで、心からの笑顔を増やす」
その前に読んだ情報学311の」がどちらかといえば理念的だったのに対し、こちらは極めて現実的にどうすればよいかの例を示しているようにも思える。


(目次ー引用)
第1章 災害に強い社会とは?

第2章 地震津波被害と情報行動
◇必要な情報の変化

第3章 ケータイは災害時の意思決定を支えられるか
◇情報収集手段としてのソーシャルメディア←公共交通の情報への欲求多く、ツイッターは災害時に利用が継続

第4章 東日本大震災で、モバイル・コミュニケーション・ネットワークの災害対策

第5章 「インターネット的」なコミュニケーションの支援

第6章 情報発信と心理的ケア

第7章 「インターネット的」な時代における災害対応
◇インターネットを通じた支援

{2/3読了、記入は2/10}