読書録

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なぜ「大学は出ておきなさい」と言われるのか

この新書シリーズは、高校生向けではるのだろうけど、とても分かりやすくて良い。
子どもがこの世代になってきて、どう進路を選んでいくのか、会話の一助にでもなればと思う。
実際には本人に呼んでもらうと置いておくのだが、さて、あまり読んだ形跡はない。

また自分がこの頃のことを振り返って、さて今、思うように生きているのか?と自問する。
やりたいこと、自己実現ができているかと言えば、なんとも言い難い。
大学では結構勉強したつもりなんだけど、それが生きているとは言えない。

著者が何度も指摘しているように、「なりたいもの」から「なれるもの」へのブレイクダウンが社会人になるためには必要で、そのための原動力となるのが「チカラ」にあり、それは幅広くどう学ぶかが大切だということ。(p165)
そしてそのプロセスは、問題意識を持って取り組みを立案し、
現状を正確に把握すべく下調べを行い、
勇気を持って実行に移し、
得られた結果は冷静に振り返り総括し、周囲と共有する。ことが求められるのは同じという。
ちゃんとできているだろうか?
いま、再びブレイクダウンを考えなければいけない年代なのかもしれない。


(目次−引用)
はじめに 大きくなったら何になりたい?;

第1章 「働く」ことの5W2H;

第2章 何のために勉強するのか―可能性を広げる教育;
p66:(大学を出ておきなさいというのは)就職に際して門前払いされるリスクが低いこと、労働条件のいい仕事や職業に就きやすいこと、賃金が高いことの三つです。

第3章 進路選択に向き合うとき;
数学を受験した人の方が、大学の成績が良く、高い年収や職位を獲得していた調査結果がある(p98)

第4章 学び方が変わる―大学入学準備講座;

第5章 本当に身につけるべき「チカラ」とは;

{1/18〜19読了、記入は22}