読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

勝間和代のインディペンデントな生き方実践ガイド

著者が「すべてはこの本から始まった」と書いているように、勝間流の生き方や勉強方法などの根幹が盛り込まれ、またそれが初出のような鮮度を感じさせる紹介の仕方で、なぜか嬉しく感じた。また、各章ごとにまとめがついていて、そこだけ読んでもおそらく重要なことは把握できる。

この本のテーマであるインディ(自立的)な生き方の条件として、最初と最後に出てくるのは、
p6:<1年収600万円以上を稼ぎ、2いいパートナーがいて、3年をとるほど、すてきになっていく>ことで、
こうした知恵や体験は人と共有すればするほど成果が大きくなる→「Giveの五乗」

また、ラストで、インディとは、究極的には(p204)、「いい男と恋をしながら自由に生きられる権利」のことで、いい仕事といい男といい自分の3つがセットでないとうまく動かないという。

また目次や大項目にはないけど、よく出てくる法則?として、
・20-80の法則(p179:では本当の愚痴2割を解決することで全体の解決へ)
メラビアンの法則(p182:実験で55%が視覚、38%聴覚で、最初に視覚情報で判断される)などあり。

p62〜の「幸福の経済学」(大阪大学の筒井義郎教授)の紹介も、なるほどと納得し、参考になる。アンケート結果からは、「十分な収入を得て、喫煙などへの依存心をなくし、よいパートナーを得て、よいセックスを行う。そしてじょうぶな心で他人に優しく接することができるようにする」というのは、納得する。なんといっても、日本では、生活時間の中でもっとも幸福なのはセックスのときで、もっとも不幸なのは仕事・通勤のとき、というのだから。煙草はやっぱりやめる方向で考えるしかないかも。


(引用)
じょうぶな心をつくる四つの方法(第三章);
1自分の想いで環境を創る、2周りと調和する、3すべてをゼロイチで考えない、4がんばりすぎない。


学び続ける力をつける四つの方法(第四章);
1仕事の場で学び続ける、2仕事の場の外で学び続ける、3ちょっとだけ人よりも優れた力、4お金をコントロールする力


明日から始める六つの約束(第六章)
1愚痴を言わない、2笑う笑う笑う、3姿勢を整える、4手帳を持ち歩く、5本やCDを持ち歩く、6ブログを開く


{4/4-5読了、記入は9}