『夫婦二人三脚で更年期越え』 赤星たみこ 著

夫婦二人三脚で更年期越え (講談社+α新書)

なぜか無性に腹が立ち爆発して、パートナーも同じように激昂して、とんでもない状況になることがある。
この本を読むと、それは、「更年期」のためなのかもしれない。
すべてをそのせいに出来るのかどうかはわからないけど、著者が言うように、
「激しい怒りを感じたとき、私は『これは更年期だからむかついただけだ』と思うことにしています」(p149)
「いやになったら・・『更年期だからしかたないじゃん』・・まずは受け入れましょう」(p74)
と考えると、うまく行くのかもしれない。
また、更年期の怒りの共通点として、1.一人のターゲットを見つけその人だけに執着する、2.気にしないで放っておけばいいのに目が離せない、3.相手を憎むというより立ち直らせようとする、4.それがかなわないと一転して相手を憎み相手の心を醜いという、四つの点を上げているが、この怒りは、わがパートナーがタバコや電気つけっぱなしのことでいつも怒る状況とも重なりそう。更年期の心理状態と説明して、はて納得するだろうか？
なお、本書で紹介されている映画「フライド・グリーン・トマト」は録画したので、見てみよう。

(目次ー引用)
第１章　そのとき、何が起こるのか　更年期の症状（更年期になると何が起こるのか；ホットフラッシュ　・・）；

第２章　妻はひたすら溜め込み続ける　女の胸のうち（夫への理不尽な怒り；うらみつらみの連続　・・）；

第３章　他人事ではない　更年期は男性にもやってくる（男性にも更年期はある；他人に対する態度の変化　・・）；

第４章　恐れず冷静に　更年期の対処法（更年期への対処法；プロの手を借りる　・・）；

第５章　更年期は単なる「症状」（更年期は省エネルギー；おばあちゃんの知恵　・・）；

{フォーラムから借り2/2読了、記入は2/7簡易}