読書録

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『3分以内に話はまとめなさい』 高井伸夫 著

3分以内に話はまとめなさい

3分以内に話はまとめなさい

最近どうも話し方に自信がなくなり、目にとまったので借りてみる。
弁護士である著者の指摘はなるほどと思う部分が多々あり、ポイントを覚えきれない。
それこそ、指摘されているように、3つぐらいにまとめて欲しいような気もする。
扉には、自分の言いたいことを伝える:納得してもらう、感動してもらう、行動してもらう、とはあるが・・。
読んだだけではだめ、生かしていかないと、とは思うのだが。
ある意味、「デキナイ人」の烙印がおされているのかもしれない、なんて考えてしまう・・



(目次-引用)
■「話を短くする努力」があなたを磨く;
p16:論理的に話す力の欠如+忙しい上司に対する配慮のなさ→結論を先にいう
p39:常に新しいことを知ろうとする態度が大切
p40:3つのことしか聞かない→1.今一番困っていることは、2.私にしてほしいことは、3.あなたが考える次の一手は、
p44:★超スローテンポで話す★
p47:★上手に話をするためには、映像による記憶収録と再生の訓練をするのがよい★
p54:「迅速」を旨とする情報感覚がなかったら問題・・話を過不足なく手短に済ます能力の方が評価の対象になってくるといってよい


■話し方であなたは評価されている;
p61:成果主義実力主義は、質の格差の時代に、より良質な成果を提供することが義務ずけられ、より上質な成果を外部に露出することが評価の対象になり、高く評価されるということ。
p67:デキル人には二通り→技能的能力に優れている場合と、人間関係力が優れている場合。
p79:ヘッドハンティングで求められる人材「礼儀正しく、風格があり、前向きな人、そして自分の意見が言えるヒト」


■時間を無駄にしない話し方、聞き方;
p101:話のおみやげを差し上げるには、豊富な情報や知識、知恵、そして相手が何を求めているかを見つける観察力が必要になります。
p106:★3つのポイントで話す→聞き手が耳を傾ける姿勢に変わる、話が立体的になる、同じ土俵で・・人間の頭に入りやすい★
p110:★誉める、頼る、期待する・・この三つを根気よく試みる★
p115:(商品の売り込みで5分の条件で家具の話)→人間には好きな人、気に入った人には援助しようとか尽くそうとかいう気持ちが芽生えるもの


■人から気に入られる話し方;
p147:★話し方まとめ:あらかじめ話す内容を決め、資料を準備しておく、初めは超スローテンポで始める、必ず話す時点の直近の話題を盛り込む、序破急か起承転結で話を構成する★
p150:「コンプライアンスとは法令順守という意味です。これからの時代はコンプライアンスが重要になってきます。なぜなら広い意味での正義とか善といったことが、世の中で大いに問われる時代になったからです。弱肉強食、強い者が勝つという単純な競争社会から共存、協調の社会へ移行する。その場合に浮上してくるのが、コンプライアンスの発想なのです」
p152:PAC→ペアレント、大人、子ども、の三つの心


■人から、きらわれる話し方;
p164:人と話をするとき、相手を見下したような態度を取ると、相手の心は開かない。・・「忍ぶれど色にでにけり」の怖さを知っておく必要があります。
p168:批判するとき絶対に外してはいけない要素は「建設的」ということです。
p175:話が要領を得なくなるのは、考えがまとまっていないとき、言いたくないことを言うとき、相手をごまかす意図があるとき。
p181:雑誌プレジデントより「経営の鍵は三つあります。一つ目は正確さ、二つ目は迅速さ、三つ目は誠実さです」。


■自分を磨けば言葉が生きる;
p197:大切なのは、「自分がどう考えるか」ということ。「人とどれだけ違っているか」ではない。
p201:アンケートによるデキル人と思える話し方→★1.思わずそうしなければならぬと衝動にかられる話し方、2.柔軟に会話しつつも、最終的には自分の方向へ引っ張っていく話し方m3.聞き手のレベルに合わせて自在に上下変化できる話し方、4.話し終わったあと、心がすっきりするような話し方、5.難しいことを平易に表現できる話し方★。
p216:言葉の操り方で点検→1.余計な言葉を使っていないか、2.言葉が不足していないか、3.必要以上に言葉を飾り立てていないか、4.相手のためになっているか、5.自分のためになっているか、この5点をいつも念頭において自己反省する習慣をつける


{図書館から借り7/27読了、記入は8/2}