読書録

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『バカ親、バカ教師にもほどがある』 藤原和博 著

バカ親、バカ教師にもほどがある (PHP新書)

バカ親、バカ教師にもほどがある (PHP新書)

こんなこと言う人・親、いるなーと思いながらも、モンスターペアレンツという言葉がはやって、少しは減ってきたのだろうか?
藤原さんの論調は、相変わらずさえているが、「情報編集力」をいかにつけるか、自分自身の問題でもある・・・


(目次-引用)
第1章 バカ親の壁
バカ親、登場―居心地のよさを求めて(うちの子のためにサッカー部をつくれ!;うちの子にスリッパを貸して! ・・);

バカ親、ゴネる―「消費者様」の行き着く先(先生がうちの子を起こして!;あの子を登校停止にしろ! ・・);
p72:消費社会が行きすぎた結果、自分の思うとおりでない商品に対して、「気に入らない」「交換しろ」といえば通ってしまう、その感覚が人々に染み付いてしまったことが原因といえます。

バカ親、こだわる―「自分の気持ち至上主義」の弊害(あの親と同じ学級にするな!;キモイから担任を替えて! ・・);
p93:「自分の気持ち至上主義」に染まった大人たちは、それら「公共心」とでも言うべきものをどこかに置き忘れてしまったように見える。

第2章 バカ教師の壁(私のクラスにいじめがあると言うの!;アイツは校長にたてつくおかしなヤツ! ・・);

第3章 親と子の壁(「成熟社会」とは何か;成熟社会に必要な「チカラ」 ・・)
p168:(万人にとっての正解ではなく個々人の納得解を導き出す力として、情報処理力ではなく、「情報編集力」が重要に)

{図書館で借り6/1読了、記入は6/13作業}