読書録

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『子どもは「話し方」で9割変わる』 福田健 著

子どもは「話し方」で9割変わる (リュウ・ブックス アステ新書)

子どもは「話し方」で9割変わる (リュウ・ブックス アステ新書)

含蓄のある子育て論で、自分の子どもが、最近挨拶しなかったり、親を小馬鹿にしたりするような言動をすることもあるなかで、いかにその気にさせてやってもらうことが大切なのか、この本を読みながら学びたい。


(目次-引用)
第1章 「挨拶」次第で、子どもの人生は変わる―家庭・友だち・学校の人間関係にスグ効く
「挨拶」は人間関係をつくるコミュニケーション;→p19:大人が挨拶を復活させる
「挨拶をする人」が少なくなった二つの理由;→心の余裕が失われ、警戒心が強くなる
「挨拶ぐらいしなさい」と強要する前に!;誰でも言われてやるのは嫌い p36:反発・抵抗が生じる→見本をみせる


第2章 子どもの「考える力」を引きだす話し方―運を開き、人格が磨かれ、魅力的な「良識ある大人」になる
「親のひと言」で子どもは変わる;
p58:「人類について知れば知るほど、期待することが少なくなった。そうして、以前よりは楽な気分で、人をいい人だと呼べるようになった」サミュエル・ジョンソンの言葉(『大統領の切り札』ピーター・ベンチリー著)
子どもは思うとおりに反応しない相手;
コミュニケーションを支える3条件;p65:定義→1.お互いに 2.認識する 3.理解し、尊重する 4.メッセージの交換過程→活性化するための3条件 1.双方向性 2.水平性 3.対面性
p87;子どもの前では言ってはいけないこと→1.他人の悪口 2.夫婦間の争い 3.悪い冗談 4.強い否定の言葉
p93:頭がいい人は、人より早く物事を理解できるから、相手の間違いにもすぐ気づく。そこをズバリ突いてしまうものだから、「言っていることはそのとおりだが、腹が立つ」と、相手を怒らせてしまう。


第3章 “抜群に伸びる子”の親はみな「聞き上手」―「愉快でたのしい子育て」&親育ての重要ポイントはココ!
好奇心あふれる子どもに育てる「聞き上手」;p114:聞く3つのポイント 1.目を見て聞く 2.明るい表情で 3.相槌を打つ
大人を驚かせる「ひと言」を聞き流さない;
子どもからの”発信の気配”を見逃さない;p131:1.普段から相手に強い関心を持つ 2.表情、口調、動作などにいつもと違う変化がないか注意すること。声をかけた際の反応を見逃さないこと。
p152:違いに気づくこと、すぐに直すこと、悪いと思ったら誤ること


第4章 “成長する脳”へと進化する「ほめ方」「叱り方」―誰からも愛され、どんなことにも自信を持つ
許しがたい行為は“怒涛のごとく”叱ってよい;
「親の見識」が問われる叱り方 ・・;
p159:「悪いこと」「危険なこと」「間違ったこと」「無責任なこと」「悪ふざけの冗談」などが、子どもが親に叱られる「やってはいけないこと」
★p172:反抗期の子どもが、・守ると決めたルールを破る・親をバカにした態度をとる・汚い言葉を使う などの行為が目についたら、父親は断固とした態度で、・・怒涛のごとくしかるべきである★→心得1.愛情を持って、2.許せない行為を、3.言葉使いを 叱る。4.感情的に叱らない 5.叱った理由を説明する
p175:子どもは二つのことを自覚:世の中自分の思い通りにいかないものである 2.だからこそ、自分に力をつけ、人に協力しなくてはならない
p200:ほめ言葉を発するタイミングは、・怒りが収まったとき・またされて心細く思っているとき、うまくいかなくて落ち込んでいるとき、物事がうまくいった瞬間
p202:子どもをほめるときの心得:1.長所を見つける 2.実感をこめる 3.タイミングよく誉める。4「ただし書き」をつけない、5『頑張る姿』をほめる。


第5章 子どもは「親の話し方」で9割変わる―親が変われば、子どもも生まれ変わる
居心地がよくなる気軽な会話;p206〜逃げ場を用意する=「私はこう考えるかあなたはどう思うの
親は子に何を伝えるべきか ・・;


{地区センターで借り9/28読了、記入は10/1作業}