読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

『ご夫婦さまの心得』 斎藤茂太 著

・もともとこの本は、1987年に出版された著作の再編集ということで、内容的には、より妻に家庭の役割を重きを置く考え方になっているところがあったり、姑の問題など、ほとんど今はないような気もするが、夫婦が長くうまくやっていくコツの一つは、お互いに感謝の気持ちを持つこと、という基本はその通りだろう。

・忙しい時代になって、「安らぎ」がなかなか持てなくなってきている。また、タバコのことで責められるので、子供もそれに同調し、この本で指摘する「父親の権威」は、ほとんどないに等しい。この部分は、なんとか相方に分かってもらいたいのだが・・・。


(目次ー引用)
1 可愛い女房、可愛げのない女房;

2 何が良妻、何が悪妻か;p39:家庭でもっとも大切な「安らぎ」。

3 口うるさい「干渉夫」;

4 マザ・コン亭主について;

5 相性のあわない二人なら;p70〜クレッチメル5分類法→内閉性、同調性、粘着性、自己顕示性、神経質←家裁の実証例で、夫の不適応は粘着性、妻は自己顕示性。p84:「仲良くすごすための秘訣」でいちばんは「思いやり」、次いで「健康」「信頼」。

6 浮気の虫を察知したとき;

7 「性」を大いに楽しもう;p111:老化の防止法として、「新鮮なものを見つけよ」「変化のある生活をせよ」「感動しろ」と提案・・夜の生活にあてはめていくといい。

8 財布のヒモの締め方、緩め方;

9 頭のいいグチ、悪いグチ;p134:夫の自尊心を傷つけるようなグチは、夫も平静には聞けないものだ。→ストレス解消は書くこと。

10 共働きの夫と妻の考え方;p145〜忘れてはならない「十戒」1.共働きは互いの立場を認め合った上で始めなければならない 2.妻は家族の健康を管理できなければならない 3.妻は仕事をしていることで夫のプライドを傷つけてはならない 4.互いの両親の理解を得る 5.二人の間で秘密を持っていはいけない ・・10.何事においても、相手に100%を求めてはいけない。

11 子どものしつけでくい違ったなら;p161:妻が「お父さんなんて」「何も知らない人は」という態度を子供の前で見せたりすると、ますます夫は自信をなくし、子供に対する父親の権威も失われていくだろう。p163:問題児のいる家庭というのは、おおむね母親は過保護・過干渉で、父親の存在感の薄いケースである。★p168:父親への信頼や尊敬のある家庭には、問題は少ないし、あっても解決は早い。

12 姑との正しい距離を保つコツ;

13 もし「うつ」に襲われたら;

14 定年前後の夫婦の楽しみ方;p204:若さを保つコツ 1.食べ過ぎない 2.足を使う 3.何等かの仕事をし、それが社会にプラスになっているのだという自覚とプライドを持つ 4.積極的に趣味を持つ 5.旺盛な好奇心を持つ。


{フォーラムから借り5/19読了、記入は24}