- 作者: 梅島みよ
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2008/09
- メディア: 新書
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本屋の店頭で見つけて面白そうだと予約したら、すぐに借りることができて驚いた。
日米での実証的な研究、管理職の能力についての評価、360度評価など、多岐にわたる実例や調査結果が紹介され、興味深い内容だった。
アメリカのブレイ、ハワード両博士の20年以上にわたる管理者成長研究とその後の継続研究でわかった成果を、キャリアの成功を縦軸に、人生への適応を横軸にして、それを鳥になぞらえた発表というのが面白い。ｐ167〜 さてどんな状況だろうか・・・
Ａワシ・マガモー昇進し、人生でも幸福
Ｂフクロウー昇進したが人生では不幸
Ｃペンギンー昇進はしないが幸福
Ｄ七面鳥ー昇進もせず幸福でもない
Ｊコマドリ・スズメー昇進も幸福もほどほどの平和なグループ
ｐ27：日本の課長の特徴＝「討議や資料から的確な情報を精力的に掴み取り、それを総合して判断する明晰な知力を持つ、そして仕事に活力を持って持続的に取り組む人々」で、（ｐ36〜）アメリカに比べて、計画組織力やリーダーシップ、ストレス耐性で劣るものの、感受性や柔軟性など対人スキルでは上回る。
ｐ70：適所適材のアメリカ人、適材適所の日本人。
ｐ160：キャリアの成功者のなかには、攻撃性が強く、それと同時に仲間への友情にあまり重点を置いていない傾向が見られた。
ｐ142〜：経営幹部の人物像の特徴を表す12のタイプ
ＡＡ 1.精悍で明朗な能動的 2.冷静沈着、理知的
Ａ 3.才気があり機敏な行動をする人、4.礼儀正しく理知的で安定した行動をする良識派
ＢＡ 5.明朗なファイトマン 6.温厚だが毅然とした経験派 （ここまでが上層グループで３分の1で、組織の牽引力）
ＢＢ 7.率直で活気ある開放型タイプ 8.慎重で真面目な温厚タイプ
ＢＣ 9.努力型で守り集団 10.開放的で単純・そして活発な行動タイプ（ここまでで全体の60％
｛図書館で10/5借り7読了、記入は14｝
