読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

ダイバーシティ経営戦略

本著の巻頭言は、以下のリンク先に記載されているが、「多様な属性や価値観を持った人材を確保し、それぞれが能力を最大限発揮できるようにする「ダイバーシティ経営」の推進が求められ」ているのは、「市場環境の不確実性の増大やグローバル競争の激化の下で、企業が存続するために不可欠な人材活用戦略」で、「持続可能な成長」を目指す企業とっては遅かれ早かれ取り組まなくてはならない施策だとまず指摘している。
ただ、「多様な人材の活用自体が目的」ではなく、“適材適所”を実現するため、働き方や職場風土を変えることによって、適材を選ぶ範囲を、従来の「日本人・フルタイム・男性」から、女性、外国人、短時間勤務の人へと広げていくことが、企業業績に結実する方策だということを強調している。
本著の第2章には、「ダイバーシティ経営の基本的な考え方と進め方」と、具体的な「取り組みのアイデアリスト」が収録されており、PDFでもダウンロードが可能になっている。


編集した経済産業省のサイト⇒ http://www.meti.go.jp/publication/index.html

経済産業調査会のサイトに巻頭言⇒ http://books.chosakai.or.jp/books/catalog/29545.html

本著で紹介されている関連ページとして(URLが違うが・・PDFもあり)⇒ http://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/diversity/kigyo100sen/

本書で紹介されているFB⇒ https://www.facebook.com/diversity.meti/


◇考え方や進め方のうち、備忘録として以下引用
1)経営戦略として進めるために、?理念の明確化、?トップを核に体制と計画、
2)土壌をつくるため、
 A)人事制度と人材登用、
 B)勤務環境・体制整備、?勤務時間と場所の柔軟化と長時間労働の削減、
 C)社員の意識改革と能力開発、?教育研修、?スキル開発
3)価値創造につなげるため、?情報共有・意思決定プロセスの透明化、?コミュニケーション活性化・職場風土づくり、?適正配置の機会・業務の創出、?成果の発信と共有
◇アイディアリストから
・時短勤務者が不利にならないよう人事評価を業績で工夫
・ジョブローテーションの実施
・勤務場所の柔軟化、10分単位で在宅勤務も


{10/29-31読了、記入は11/8}