読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

「ウェブ時代をこう生きてみたい」「ウェブ時代をゆく」欲しい!

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

 「ウェブ時代をゆく」欲しい! とはまぞう検索で、(a)の申し込みをします。ウェブ進化論も読ませていただき、完結編とのこと、ぜひ読ませていただけたらと存じます。この読書録も、これからのウェブ時代について また、働き方について 家族家庭の在り方 子育てについて と 今関心のある本について、メモ的に綴ってきました。

 1980年代に、パソコン通信にはまっていたころがありましたが、その後、インターネットになってからは、仕事が忙しく、また、諸事情でアクセス環境を整えられず、ようやくここ数年になってアクセスをするようになりました。この「はてなダイアリー」も、使い方がいまいちわからないところがあり、今回、(a)と(b)が同時に申し込めるのか、案内では不明でしたが、とりあえず、(b)の申し込みとして、下記にアップしますので、よろしくお願い申し上げます。


「ウェブ時代をこう生きてみたい」

 おととし生まれたわが子が、去年10月、脳腫瘍(小児がん)のため、半年の闘病の末、なくなりました。保育園の入園準備も整って、健康診断でも異常は全くなかったのに、4月に入って突然発症。どう対応すればよいのかわからないなかで、ネットで情報を集めるとともに、同じような症状の親の会があることを知り、治療について、さまざまな情報を教えてもらいました。また、北海道大学脳神経外科の教授は、ネットで情報を紹介するだけでなく、どうしたらよいのかというメールでの突然の質問にも、きちんと答えて戴けました。一時は化学療法で笑顔が戻るまでになったものの、AT/RTという極めて稀な悪性の腫瘍には、かないませんでした。その後、同じように子を亡くした親の人たちで作るHPやブログをみつけ、そこで気持ちを吐き出していくことで、救われています。

 それまで、仕事に追われる毎日ではありましたが、子どもの病気を機に忙しい部署からは外され、40代になって会社でのこれからの限界も見えてくるようになって、仕事と家庭・子育ての両立、そしてどう生きていくか、考えてしまいます。同級生には、仕事や家庭のストレスからか、うつ症状に苦しむ人が、何人もいます。一生懸命働いても、どんなに生きようとしても、うまくいかないことがある中で、どうしたらよいのか、自問を続けています。ミクシィのコミュニティで、「心に響いた名言集」が、30万人近い会員を集めるのも、今の生きていくことが難しい時代に、何か助けを求めているような気もしてなりません。

 これまでの経験を通して、ネットには、貴重な情報がたくさんあるばかりでなく、人とつながり、そして支えあうことができると感じました。情報は玉石混交で、溢れすぎているとも感じますが、きちんと見分けながら必要な情報を集め、判断すれば、これほど有用な手段はないと思います。そして、さまざまな人と出会い、支えあうことが実感できれば、自分の生きている意味についても、なんとか前向きに考えることができるのではないでしょうか。今はまだ、所属する組織に縛られるところが多々ありますが、ネットではそういうしがらみを超えて、新しい人と出会い、つながっていきたい。そして、さまざまな知のネットワークができることで、よりよい社会・そして世界になることを願い、それに少しでも役立てるような生き方ができればと思います。