- 作者: 飯田史彦
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2005/12/02
- メディア: 文庫
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死にたい思った娘の疑問から、父親が「人生の意味や価値」について語るという構成で、前半の「自分で選んで生まれてきたp128」と考えたほうが良いということや、「人生はいろんなものを学ぶための機会、学校のようなものp145」「いつも愛のある創造的な選択をしていくことp151」「人生は心としての自分が自分の成長のために用意した問題集p159」「自分の人生に恋すること、すべて楽しんでやろうp168」「人間関係の苦しさって自分を傷つけたい相手への怒りや恨みから生まれる苦しみp178」「いつかその人を許すためにに、今は思い切り憎み恨むんだっていう気持ちを忘れないことp180」「ブレークスルー思考法:挫折や不運も、実は順調そのものと考えるp192」「プラスとかマイナスとかをやめるp195」あたりまでは、とてもよく納得できた。
ただ、後半の宇宙そのものの成長とリンクするといったところまでいくと、ちょっとそこまでは、と考えさせられる。トランスパーソナル心理学、スピリチュアルなところは、自分自身、まだまだ体感として実感できるところではない。
ただ、とても面白い構成で、飯田教授の本は、ほかにも読んでみたいと思った。
{図書館で10/12借り24読了}