データはウソをつく―科学的な社会調査の方法 (ちくまプリマー新書)
- 作者: 谷岡一郎
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/05/01
- メディア: 新書
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コラムで新聞の読み方として、革新〜保守の軸を示し、朝日、毎日、NHK、日経、読売、産経として、保守は、伝統的価値観をより大切にし現体制を維持することを前提に改革の方向を決め、革新は弱者の側に立った経済的公平性の哲学を協議とすることが多いとしてるのは、確かにそうかもしれない。
後付け理論の危うさや、質問の仕方によって回答が変わること、などなど、いろいろ示唆に富む内容となっている。
なお、社会調査の質問設定としては、「妥当性があり信頼度の高い測定をめざす」「分は短く平易でわかりやすさを旨とせよ」選択肢の基本思想は、次の4点「1.調査目的に従って必要最小限 2.わかりやすい 3.相互に排他的 4.全部の選択肢で全体をカバー」
p163:数字は有力な補強材ではありますが、決して過信しないこと、それだけに頼らないこと、そして常に疑うこと。
{図書館9/7借り19読了}