読書録

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常識「日本の論点」

常識「日本の論点」 (文春新書)

常識「日本の論点」 (文春新書)

どちらがどうとはいえないような昔からの論点が、よくまとまって紹介されているが、「核武装」や「戦争責任」「学校行事と国旗国歌」などは、確実に、いわゆる左から右にシフトしてきているような気がする。
また、「成人は何歳からが妥当か」「死刑制度は廃止すべきか」では世界のすう勢が紹介されている。
一方、「大きな政府か小さな政府か」「中央集権か地方分権か」「消費税か所得税か」などは、時代によってぶれることがあるのだろう。
いろいろな論争の歴史を知るにはちょうどいい一冊でした。

{図書館から5/13借り20読了}