読書録

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ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方

 「これからの仕事は、働くことと生活の充実が一致し、心身ともに健康になる仕事でなければならない」p6として、本著のタイトルの意味について、健康的な仕事を再構築しようという試みp40だという。各章ごとにまとめや練習問題もあり、下記のリンクには写真も含め、著者の考えを知ることができる。
 すなわち、「頭と体が鍛えられてやればやるほど仲間が育つ仕事を「ナリワイ」と定義し、生活から生み出すナリワイの研究開発と複業生活の実践に取り組む」のが本書だ。
 また、「ナリワイ」という言葉を使うことで、「生活と仕事を一体化させる」という考え方を頭になじませようp94とよびかけている。ワークとライフのバランス、ではなく、そこはトータルに考える姿勢かとも思う。
 P175には、「ナリワイ」の主眼という内容も出てきて:自分でつくれて人間に無理がないサイズで、やれば頭と体が鍛えられれて、ついでに仲間が増える仕事」という点だにあると紹介している。


発刊した筑摩書房のサイト⇒ http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480434555/

元の単行本(東京書籍)のサイト⇒ https://nariwai.org/book/   https://nariwaibook.tumblr.com/


 引用として、ナリワイ十か条について、サイトでも紹介していないので、うち3つのみ下記に
◇やると自分の生活が充実する。
◇提供する人、される人が仲良くなる。
◇自分自身が熱望するものをつくる。


 さらに、「ナリワイ」をつくるための基礎的な鍛錬は、「未来を見る」「日常生活の違和感を見つける」p124の大きく2つがあると解説する。
 身につけておきたい心構えとしては、一次情報を得てからはじめて二次情報が生きるということ=「情報より現場百ぺん」は、どの分野でも一緒かとも思うが、より自分の五感で観察した生情報が重要だと強調している。


{2018/5/15-17読了、記入は5/19}