読書録

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マイナビ転職2019オフィシャルBOOK 採用獲得のメソッド 転職者のための面接突破術

 働き方改革が大きなテーマになっているが、本書を読むと、就職するための面接では、自宅が遠くても夜10時以降も残業ができた実績を伝えるp141とか、残業代はもらえるのか知りたいという質問で当然とは考えないようにp154など、働き方で求める人との現実の差も垣間見える。

 いま、公式には6月1日の面接解禁にむけ、新卒者の活動がピークを迎えているというか、ニュースではすでに4割に内定がでているとも伝えられる。NHKニュースから⇒『大学生の就職内定率 今月1日時点で40%超 民間企業調査』5月16日 15時21分:大学生の採用面接は、経団連の指針に沿って毎年6月に解禁されますが、大手人材サービス会社「リクルートキャリア」が行った調査の速報によりますと、来年春に卒業する大学生の就職内定率は、今月1日時点で42.8%でした。これは前の年に比べて7ポイント以上高く、特に「理系」の学生は52%と高い水準となっています。(引用終わり)

 
 ちょうど子どもが今回の就活活動中でもあり、どれだけ大変かを実感しようとこの本を手に取ってみた。


出版したマイナビのサイトに詳細目次あり⇒ https://book.mynavi.jp/ec/products/detail/id=75978


 いくつか備忘録として以下引用
◇ここが違う採用される人:ニーズを満たすスキルやマナー、実績を数字を使って語る、客観的で冷静
vsされない人:説明が回りくどく一貫性がない、質問に否定的、自己分析できずビジョンがない P11

◇やりたい仕事をみつける力を持とうp17
1)自分の仕事上の夢、プライベートの夢を書き出す
2)長期間かけてかなえる夢は、ステップごとに小さな夢にわける

◇ピンチ脱出5話法p50-52
1.オウム返し話法:回答を考える時間稼ぎに
2.感想・意見問いかけ話法:相手の考えを探り出す
3.肯定受け・自己PR返し話法:圧迫質問に対しても柔軟性をアピールできる
4.否定受け・自己PR返し話法:圧迫面接に対しても打たれ強さをアピールできる
5.謝ってリカバリープラン話法:揚げ足を取られた場合に役立つ
←思い起こすこと30数年前、圧迫質問を受けてしどろもどろした記憶がよみがえる。資格のところにバイク免許を書いておいたら、「バイクは近所に騒音の問題があるとは思わないのか」と聞かれ、どう答えたのかもよく覚えていない・・・本書には、そうした定番に対する回答例が具体的に網羅されていることが謳われているが、これだけパターンを覚えられるというのは、それだけ能力も備わっているということではあるのだろう。


◇定番の「Q14 あなたの人生にとって、仕事とは何ですか?」p82に対して・・・
・典型的な不合格例は「お金を稼ぐため」「人生を楽しむため」「社会人としての義務」
・経営理念を分析し、精神論プラス具体例で答える
1)世の中の人の役に立つことができるもの:企業理念で共感、ネットで有価証券報告書に目を通す
2)自分も社会も成長させるもの:社訓や経営理念を言い換えて使う
3)自分の熱意を表現するもの:店舗を見学し社員と話して実体験の裏付けや具体的なアイデア


 これらは就活ではあるけど、組織に入った後の異動の際にも、やりたいことをやっていくには、同じような能力が必要なのかもしれない。

 
 なお、きのう5月18日夜、なぜか会社側から親の私に電話があり、緊急連絡先として間違えたようではあるが、なんとか一つはうまくいったようではあり、あとは第一希望に向け自分の力を出し切って頑張ってほしい。


{2018/5/14-15読了、記入は5/19}