読書録

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シングルマザーの貧困

シングルマザーの貧困 (光文社新書)

シングルマザーの貧困 (光文社新書)

テレビにも出演している著者が、みなした・きりう さんと読むことを、この本で知る。
扉にあるとおり、現代日本の社会制度が、「標準家族」像で設計され、外れてしまうと険しい壁がある現実を、実例をもとに分析・解説している。


出版した光文社のサイト(目次あり)⇒ http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334038274


◇本著で、日本人の結婚観をデフォルメした秀逸なSF小説として紹介している、中島たい子『LOVE&SYSTEMS』は、家族と愛情、制度について興味深い内容のようで読んでみたい。
◇p253〜255に本著を俯瞰した記述があり、流動化している社会に適応した柔軟な家族像が求められるが模索され続け、「家族規範か、個人の幸福か…いまなおこの2つは両立が難しい」というのはその通りだろう。

{8/1-2読了、記入は8}