- 作者: 百田尚樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/07/15
- メディア: 文庫
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映画化もされ、いまをときめく著者のデビュー作。故・児玉清氏が巻末の解説に記しているように、涙なくしては読めない内容で、ストーリーや心情に引き込まれるものがある。
ただ、著者がその後、先の都知事選で、立候補した田母神俊雄氏の応援演説の中で、他の候補を「人間のくずみたいなもの」と発言したことが報じられたが、小説で描かれたいわゆる高貴な心情と、こうした発言とは、いったいどう結び付くのか?考えさせらた部分もある。
出版した講談社のサイトで概要⇒ http://bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=276413X
また、都知事選での発言をめぐる著者の記事(朝日新聞『百田尚樹氏インタビュー』2014年2月20日05時22分)⇒ http://www.asahi.com/articles/ASG2L6GFWG2LUTIL062.html
{3/18-24読了、記入は30}