読書録

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人事部は見ている

人事部は見ている。 日経プレミアシリーズ

人事部は見ている。 日経プレミアシリーズ

人事評価、人事異動について、あまり考えたことはなかったが、この本を読んで、仕組みがなるほどと思う部分が多々あった。また、自分のことを3割高く評価する傾向があり、評価や異動に満足しているのは3割程度というのも、その通りだろう。さらに、徐々に人と人とのつながりの中で決まっていくというのも、どの会社でも一緒なのかも知れない。

p81:大企業、中小企業の人事担当者は、「企画立案・推進力」や「情報収集力」、さらに「情報発信力」が重要だと考えている。

p99:職能資格制度、職務主義、目標管理制度、コンピテンシーなどの評価制度のどこに正解があって、それを導入すればうまくいくなんていう方策はないことが分かってくる。

p120:大企業における課長クラス以上の「出世の条件」を私なりに一言で表現すると、「(結果的に)エラくなる人と長く一緒にやれる能力」ということになる。

p126:(社内調整でよく語られるフレーズ)
「(役員・上司の誰某には)きちんと説明したか」
「(役員・上司の誰某は)どう言っている?」
「(そんな話が進んでいることを)俺は聞いていない」

誰もが満足する人事というのは、相当難しいということが、よくわかった。

{1/14〜23読了、記入は26}