家庭料理100プロの隠し技―今夜の食事が、料亭・レストランの味になる (カッパホームス)
- 作者: 辻調理師専門学校
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 1998/12
- メディア: 新書
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大阪あべの辻調理師専門学校が編集した料理の本だが、料理というのはなかなか種類があって奥深い。
いつも時間に追われて料理しているが、この本ではあえて、一手間余計にかけたりじっくり時間をかけたり、道具にもこだわって、よりよい味が出る方法を、それこそレシピというより、文章で表現されている。
今の忙しい毎日では、とても真似できそうにないのだけど、いくつかのポイントだけメモ。
p17:肉じゃがは水にさらす。落し蓋は予め水に浸す。最初は強火、沸騰したら火を弱めながら沸騰続ける。
p76:土佐煮で煮るときは、砂糖やみりんなどの甘みの調味料を先に加え、しばらく煮てから、醤油のような塩味と香りの調味料を加える。
p115:鶏そぼろで、挽肉はすべての調味料を加えて味をつけておきほぐれやすくする。肉のかたまりが残らないよう、箸を数本使ってほぐしながら混ぜるのがコツ。
p146:牛肉オオイスターソース炒めはで、酒や醤油などで下味をつけ、片栗粉で薄く膜をつけて20分ほどおいて味をなじませる。肉を切るときは包丁に水をつけると滑りがよく切りやすい。
p150:ホイコーローなど中華鍋では、炒める前に鍋ならしをするのが、材料が鍋にくっつかないようにする中華料理の基本的な操作。油をお玉一杯分ぐらいを回し入れ、鍋肌になじんだら油を返す・・
(返すって言うのは戻すことなのかなあ?油はこうした使い方をしていないので、なかなか難しいか)
p212:ビーフステーキでは、バターが溶けて泡がたち、泡が小さくなり始めて縁から軽く色づいてきた時が、肉を入れる絶好のチャンス。
どこまでできるか、本当にわからないけど、頭の片隅に置いておけば、よりおいしい料理が作れるのかも知れません。
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