職場はなぜ壊れるのか―産業医が見た人間関係の病理 (ちくま新書)
- 作者: 荒井千暁
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/02
- メディア: 新書
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成果主義によって体験する5つのプロセスを、キューブラー・ロスの死の瞬間を引用しながら、受容→当惑→再調整→不信→絶望もしくは混迷として「もうやってられない」になると、産業医の著者が説明すると、そうなのかと思う。
派遣の技術者集団が頑張って、コラムの最後に紹介されている「昨日のことは終わった、明日のことなんかわからない、今日という日は贈り物、いまがプレゼントと言われるのは、それが理由」という唱和した内容(英語)は、とてもすてきでした。
現場からの専門医の報告は、やはり今のままの成果主義や目標管理主義では、職場はすさみ人間関係も崩れていくということか。
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