読書録

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『職場はなぜ壊れるのか』 荒井千暁 著作

職場はなぜ壊れるのか―産業医が見た人間関係の病理 (ちくま新書)

職場はなぜ壊れるのか―産業医が見た人間関係の病理 (ちくま新書)

成果主義によって体験する5つのプロセスを、キューブラー・ロスの死の瞬間を引用しながら、受容→当惑→再調整→不信→絶望もしくは混迷として「もうやってられない」になると、産業医の著者が説明すると、そうなのかと思う。

派遣の技術者集団が頑張って、コラムの最後に紹介されている「昨日のことは終わった、明日のことなんかわからない、今日という日は贈り物、いまがプレゼントと言われるのは、それが理由」という唱和した内容(英語)は、とてもすてきでした。

現場からの専門医の報告は、やはり今のままの成果主義や目標管理主義では、職場はすさみ人間関係も崩れていくということか。

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