読書録

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『幸福論』 アラン/神谷幹夫 訳

幸福論 (岩波文庫)

幸福論 (岩波文庫)

p312:幸福になろうとしなければ、絶対幸福になれない。

p307:幸福になる方法;そのための第一の原則は、自分の不幸は、現在のものも過去のものも、絶対他人に言わないことである。

p213:(雨の中で)ただほほ笑むまねをしただけでも、すぐに人間の悲しみや退屈さはやわらいでいるのだ。

p179:自分を苦しめているすべての人に僕は言いたい。現在のことを考えよ、と。今一刻また一国と継続している君の生を考えよ、と。

p163:働くことはもっとも楽しいものであり、働くことはもっともつらいものである。

p21:自分のほんとうに得たいと思うものを欲すること、これは往々にして、人生の極意でもある。


有名なこの幸福論を読むのは、今回が初めて。何度か借りてきたけど、そのまま返すことが多かった。
一冊のノートにまとめよという著者が影響を受けたと書いていたことから、
読み進めてみて、気にとまった言葉を上記列記してみた。

ウィキには、『健全な身体によって心の平静を得ることを強調。すべての不運やつまらぬ物事に対して、 上機嫌にふるまうこと。また社会的礼節の重要性を説く』とまとめ、人生万事塞翁が馬などの引用もあり、改めて『幸福』について考える。

今、幸福ですか?

{地区センターから借り2/16読了、記入は26}