- 作者: 平田オリザ,蓮行
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2009/08/18
- メディア: 新書
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演劇をやっている人たちには、コミュニケーシ能力は備わってういる、ということか?。
演劇を会社の研修にとりいれたケースが紹介されているが、こういう手法もあったのだと改めて気づく
(扉-要旨)
ほんとうのコミュニケーション力とは、その場の空気を読む力などではなく、お互いの差異を摺り合わせる能力のことだ。その力を根本から訓練する「演劇ワークショップ」の理論と理念を、現代演劇の旗手平田オリザが平易に語る。そして全国的にも珍しい「プロ劇団」の代表である蓮行が、そのプロセスをドラマチックに開陳する。さらに、世界中から注目を集めているフィンランドの教育メソッドにも演劇が取り入れられているといった興味深い事例や、「あくび卵発声」などの具体的なノウハウも満載。
(目次-引用)
第1章 コミュニケーション力と演劇;
p42:謝り方が重要になってきたのは、情報化社会と高度消費社会だから。
第2章 K社を変えた劇的セミナー;
第3章 仕事に役立つ演劇力;
p121:専門の細分化された社会の中で、あっちの専門家とこっちの技術者をマッチングして、そっちの現場でコミュニケーションをとらせて仕事をしてもらえれば、大きな成果の可能性。
p132:演劇力の向上が暗黙情報を含めた情報交換能力、すなわちコミュニケーション力の向上と密接に結びつく。
p138:演劇の三要素=脚本力と演技力、演出力
第4章 これが演劇ワークショップだ;
第5章 海外における演劇教育;
第6章 あなたにもできる演劇ワークショップ;
終章 これからの演劇の役割
p247:フランス革命の自由、平等、博愛