読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

『世界一周元気な市民量』 伊藤千尋 著

世界一周 元気な市民力 (クレスコファイル)

世界一周 元気な市民力 (クレスコファイル)

『変化する世界にあって日本にないもの、それは「自立」の意識だ・・先進国としては珍しい管理主義国家である日本を、今こそ変革しようではないか』(p91)と著者が「あわりに」(あとがき?)に書いているように、本書を貫いているのは「自立」の精神とパワーだ。
米軍基地を撤去をして民生用によみがえらせたフィリピンのケースなども、今、普天間基地の移設問題がもたついているだけに、世界各地での元気な動きを参考に、前向きに取り組みたいものだ。

(目次-引用)
愛される権利(コスタリカ);
p10:この国では小学校に入学した直後に「人はだれも愛される権利を持つ」と習うのだ。・・基本的人権というものが保障されていることを、小学1年生で自覚するのだ、

信念が世論を変えた(アメリカ);

貫いた自由(チェコ);
p22;東欧革命が否定したのは社会主義という管理主義だ。革命が示したのは、「自由、人権、

国家から自立する(ベトナム);

解放の神学(ペルー);市民の血で勝ち取った民主主義(韓国);
p36:日本の歴史上、市民が立ち上がって政権を変えたことが一度でもありましたか?

ピープルパワー(フィリピン);

米軍基地跡地を市民の憩いの場に(プエルトリコほか);

自立の意志と行動力(サンフランシスコほか);

世界の政治に働きかける(イギリスほか);

現地の人の自立を支える(日本);

自分も輝き、社会も輝かせる生き方を(キューバほか);

世界の島から(カナリア諸島ほか);

死の海から蘇生する復元力(水俣
p88:失敗に学ぶことです。失敗を認めることから再生が始まる。

{フォーラムから借り2/6読了記入は14}