- 作者: 柴田武
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2002/03
- メディア: 単行本
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あとがきで紹介しているように、様々な言葉ごとに、前半は肩のこらない話で、後半が言葉使いの説明で、一つ一つが300字程度の短さで簡単に読むことができる。またそれぞれ、今の世情にあったオチがついているのは、なんとも微笑ましい。
このうち知らなかったり取り違えていた意味があった言葉は、
・お歴々→格式の高い家や人のことを言い、ひとりでも良い
・ちゃんぽん→鐘を鳴らす「ちゃん」と、鼓をたたく「ぽん」を表す大和言葉。
・焼け木杭に火がつく→一度火のついた杭(くい)や切り株には「火が消えたように見えても中に火の気が残っていて、何かの弾みでまた燃え出す→一度火のついた男女の仲も、なかなか消えないものらしい・・
・糊口をしのぐ→糊はもともとおかゆのことで、おかゆをすするような生活をがまんして、おかゆをすするような生活を我慢してすごす。
・おもはゆい→相手と顔を合わせざるとまぶしくて感じるさまを言う
{図書館から借り2/5読了、記入は2/7簡易}