- 作者: 相田みつを
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2000/06/01
- メディア: 文庫
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表題および要旨の冒頭に出てくるあまりに有名なこの文章は、私が普段愛用しているコップに、しっかり書いてある。
いつも、この言葉を心に染み込ませながら、なんとかやっていこうという気になる。
著者の言葉は、なぜこんなにも響くのだろう。
短い言葉と素朴な字、とてもほっとさせてくれる。
(扉-要旨)
つまづいたっていいじゃないか、にんげんだもの。
このことばにどれだけ多くの人が救われ、勇気づけられたことでしょう。
美しく力強い真実の書と詩によって、現代人の「心のバイブル」とされる相田みつをの世界―。
その代表作品、未発表作品を収録し、“人生の出逢い”をテーマに編んだ、夢のオリジナル文庫。
(引用)
p4:うつくしいものを美しいと思えるあなたのこころがうつくしい
p72:眼横鼻直(げんのうびちょく):道元禅師のことば、大事なところではうそは言わない。仏法のあたりまえの教え。
p94:だれにだってあるんだよ ひとにはいえないくるしみが だれにだってあるんだよ ひとにはいえないかなしみが ただだまっているだけなんだよ いえばぐちになるから
p104:つまづいたおかげで:つまづいたり ころんだり したおかげで 物事を深く考えるようになりました・・だまされたり 裏切られたり したおかげで 馬鹿正直で 親切な人間の暖かさを知りました そして・・身近な人の死に逢うたびに 人のいのちのはかなさと いま ここに生きていることの尊さを 骨身にしみて味わいました
{図書館から借り7/17読了、記入は18}