年収防衛―大恐慌時代に「自分防衛力」をつける (角川SSC新書)
- 作者: 森永卓郎
- 出版社/メーカー: 角川SSコミュニケーションズ
- 発売日: 2008/11
- メディア: 新書
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一度書いたのに、誤って違うページを表示して、戻ったら消えていた・・・ショックです。
経済情勢がますます厳しさを増す中で、テレビでも活躍をよく目にする著者が示す生き残るためのノウハウは有効なのかもしれない。
ただ、違和感を感じたのは、戦国時代前後の室町と江戸をひいて、激動のあとには安定がくるというところ。ちょっとイメージが違うように思った。
一方、著者が好ましい例として示すように、「オランダ」での正社員と非正社員を区別しない賃金体系と、時間に応じて支払われることによるワークシェアリングには、確かに魅力を感じる。
(扉)
「年収崩壊」のヒットから1年。私たちの暮らしは、アメリカに端を発する金融市場の崩壊から、ますます厳しいものになっている。なぜ、「金融資本主義は限界に達したのか」、「この先どんな状況が待ち受けているのか」。常に、さまざまな疑問をわかりやすく分析する著者が、お金に振り回されず、明るくたくましく生きのびる「年収防衛」時代の働き方や暮らし方を提唱する。誰かに頼るのではなく、自分の幸せの形を見つける方法や人生を豊かにする高齢者の恋愛まで、盛りだくさんの一冊。
(目次)
第1章 「年収崩壊」から「年収防衛」へ(金融資本主義が限界に;金融資本主義の変質・・);
キーワードは「オランダ」と「恋愛」
第2章 「年収防衛」時代の働き方(一貫して増える非正社員;増えたのは役員報酬と配当・・);
第3章 モリタク流発想術(エコは本当にエコ?;バイオ燃料の本当の目的・・);
第4章 モリタク流資産運用術(株取引ゲームと株式投資;知恵を使ってお金を守る・・);
第5章 モリタク流節約術(お金がなくても豊かに生きる;お金が貯まる人は?・・)
{地区センターで2/21借り3/2読了、記入は3/6}