- 作者: 原ひろ子,島津美和子,近江美保
- 出版社/メーカー: 明石書店
- 発売日: 2007/12/26
- メディア: 単行本
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p3:「北京宣言」では、「男性と女性による・・家族的責任の公平な分担及び彼らの間の調和のとれたパートナーシップ(提携)が、彼ら及びその家族の安寧並びに民主主義の強化にとってきわめて重要である」とされました。
p99:(今後の課題)しかし、いまだに「男が上、女が下」「男は仕事、女は家庭」といったものの見方が日常生活において根強く、そのことが家庭生活、地域社会、職場のみならず、法制度や組織原理の前提となっている場合もあります。それは日本の女性の人権の尊重を阻害しているだけでなく、日本の男性の自殺率の高さにも示されているように男性をも苦しめています。
日本の男性の自殺率を低くするためには、・・あらゆる個人のワーク・ライフ・バランスの再構築を含め、日本社会のあり方を抜本的に改革する必要があります。特に、男性の働き方、男児に対する性役割分業を前提とするメッセージの送り方を超えた、家庭・地域への参加などの改変が求められます。
{フォーラムで4/5借り5/2読了}