若者はなぜ怒らなくなったのか―団塊と団塊ジュニアの溝 (中公新書ラクレ)
- 作者: 荷宮和子
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2003/07
- メディア: 新書
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p215のまとめから
1「.きまっちゃったことはしょうがない」って言うな
2.「本当に良い結果をもたらすためにはどうすべきなのか」考えろ
3.「意外とむずかしいんですねえ」って言うな
4.「世の中には、事前に創造することができなかった類のしんどさが存在し得る」ということを認識せよ
5.自分がやったことがないことをもしもやってみたらどうなるか、「想像することのできる力」を身につけよ
6.他者の立ち居振る舞いを「だって、しようがないよね」ですませるな
7.物事を一面的にしか見ることのできない人間になるな
8.「変えたい」と思うことがある時には行動しろ
9.選挙の時には投票へ行こう
10.人を見下すのはやめよう
11.「人を見下す輩」を愚弄してやろう
12.「世間の常識」を疑え
著者は団塊の世代に厳しい目を向ける「目上の人間には如才なく振る舞い、目下の人間に対しては尊大に振る舞い、対等とみなした相手とはやたらつるみたがる」(p134)その子育ては、世の中の大勢はどうなっているのかに目配りしつつ、周りにあわせて生きなさい」という指針が与えられたとする。
そして、島本和彦の熱血漫画家十訓を紹介する(p230)
1.命がけで 描け 2.限界を越えて 々 3.夢を見て 4.自身をもって 5.思い切って 6.喰うのを忘れて 7.よく寝てから 8.明日も 9.最後まで 10.失敗したら新しいのを
さらに佐藤忠男を読むべき本として紹介している。
ほぼ同世代のにおいのようなものを感じた・・・
{図書館で10/27借り11/10読了}