- 作者: 実藤秀志
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2005/03
- メディア: 文庫
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森永さんの著作に年収300万円時代に生きる本があったと思うけど、それよりさらに少ない年収で楽しく幸せに暮らそうというノウハウ。確かに、ネットやＳＯＨＯで儲かるという本も書店でよく見るが、著者がいうように「逆転の発想が求められている」のかも知れない。
ｐ19：お金持ちを目指さず、少ない年収で楽しく生きるんだ。いまが不況ではなく普通なんだ。ダーウィンが「生き残る種族とは、強い種族でも賢い種族でもない、変化に強い種族だ」という言葉、まさに変化の時代にあった行動を。
ｐ104：倒産リストラに強い資格は、税理士、司法書士、社会保険労務士。
ｐ196：年収100万円のライフプラン/長期＆短期/住宅費36万、食費36万、衣料費12万？
ｐ209：他人と比較することは発想自体が後ろ向きになることが多く、逆に自分自身を向上させ、磨いていこうという発想の人であれば、余裕があるはず。悩みはその人が勝手に作りだした幻想で、年収100万になっても悩む必要もない。
ｐ212：お金の有無にかかわらず、基本は気の合う人と一緒に楽しく暮らし、円満な家庭を構築することが一番なのです。年収100万しかないとしても、気の合う家族に囲まれていれば、うるさいことも言われず、必ず支えてくれるはずです。
ｐ214：植西聰氏「マーフィーこうすれば人生はもっと楽しくなる」より 1.子どもの頃得意だったこと 2.子供の頃楽しかったこと 3.これまでの人生で夢中になったこと 4.忘れられない感動 5.少しでも興味をもったもの 6.愛他心 をそれぞれヒントにして趣味を見つけることで、気がまぎれ、それ自体が生きがいや支えになったりするかもしれない。人生でひとつぐらいはほしい。
ｐ220：（最後の言葉より）・他人と比較しないでください。比較すると不幸に向かいます。 ・お金は大切にしてください。ただし、お金がないから幸せになれないと考えないでください。 ・そしてまずあなたが幸せになってください。幸せなひとだけが他人を幸せにできます。 ・本当の幸せは心の平穏にあるのです。死ぬとき楽しい人生を送れたと言えることが一番重要。
「楽しくない人生は、いくらお金があっても無価値である」
｛図書館で9/7借り15読了｝
