- 作者: 田中健彦
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2017/08/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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働き方改革のためには、おわりにp283〜でまとめているように、一体となって立ち向かい、企業が生き残り、ライフデザインを豊かにし、仕事ファーストから子どもファーストへ抜本転換するということ。
また具体的なやり方についても、p274〜項目としてまとめて列挙している。会議やメールの改革、資料は電子化して誰でもどこからでも簡単にアクセスし検索を活用、タブレットを配布しテレワーク化することや、目標管理制度の運用方法の改善、誰でも作業できる交代可能な体制作りなどなど。
項目については、下記のサイトに目次あり。
発刊した日本経済新聞出版社のサイト⇒ http://www.nikkeibook.com/book_detail/32154/
本書の中で、欧州人が飛ぶように帰宅するのは、家には楽しいことが山ほどあって、それをするために仕方なく仕事をしているからで、多くの人にとって仕事とは労苦であり、日本人のように使命感も楽しもうというマインドもないp161ということが紹介されているが、この点については、議論のあるところだと思う。
確かに、豊かなライフデザインを描きアイデアも生まれるとは考えられるが、何が幸せかを考えた時に、かなりの時間を費やす仕事についても、ここまで割り切るのではなく、うまく折り合いがつけられないものか。と感じた。
{2018/1/24-26読了、記入は2/3土}