読書録

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イノセント・ゲリラの祝祭 下

イノセント・ゲリラの祝祭 (下) (宝島社文庫 C か 1-8)

イノセント・ゲリラの祝祭 (下) (宝島社文庫 C か 1-8)

タイトルの意味は、下巻の後半になって、ようやくわかる。

官僚批判はますます冴え、パブコメを国民の声を聞いたというアリバイ作り(p30)と紹介したり、メタボ検診は省益を拡大するためとか、「診断名は官僚という悪性腫瘍の転移増殖」(p86)と、小説の名を借りながら舌鋒鋭く追及している。

合間に、『極北のクレーマー』で取り上げられた産婦人科医による事件が時系列で姿を表し、その内容を思い起こしながら読み終えた。

{11/30]記入、