読書録

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『星をつくった男 阿久悠と、その時代』 重松清 著

星をつくった男 阿久悠と、その時代

星をつくった男 阿久悠と、その時代

ピンクレディーは、まさに僕らの青春を一緒に歩いてきたようなスター。阿久悠さんのすごさというのが、ひしひしと伝わってくる。また、著者のやさしい視点が随所に盛り込まれ、小説を読んでいるかのように涙腺が刺激される部分もあった。

それにしても、阿久さんのバイタリティというのは、どこから生まれてくるのだろうか?学生時代から就職、広告社での仕事ぶり、テレビとの邂逅など、知らないことが多かった。そもそも、スター誕生と中3トリオというのは、ほぼ同世代的に見ているはずなのだが、こういう背景、仕掛けがあったとは、全く知らなかった。

すごい仕事をしてきたものだ、と改めて感服する。


(目次ー引用)
プロローグ 三十二年目の津軽海峡・冬景色

第1章 墨ぬり少年の履歴書;

第2章 「阿久悠」の誕生;

第3章 遅れてきた作詞家;

第4章 時代を叩け;

第5章 少女たちのサクセス;

第6章 魔球はハリケーン

第7章 「父」なき世代;

第8章 やせがまん;

第9章 八月の光

エピローグ そして歌は星になった

{地区センターから借り11/30読了、記入も同日}