読書録

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『送り火』 重松清 著

送り火 (文春文庫)

送り火 (文春文庫)

忙しいのやらサボっているのやら、8月に読んだ本の記録ができないままになっている・・
この本は、駅のリサイクルコーナーに置いてあったので、思わず手に取る。
私鉄沿線を舞台に、さまざまな物語が紡がれていた。
怪談のようなちょっと無気味な話や、元気を与えてくれる心温まるエピソードなど、
重松さんは、どうしてこんなにいろんな話を作ることができるのだろう。
このうち、かげぜんともういくつ寝るとの二つの作品には、亡くなった子どものことが出てくる。
8月はお盆、亡き人たちのことを思いながら、どう生きるか考える月なのか。


(目次)
フジミ荘奇譚 ,
ハードラック・ウーマン ,
かげぜん ,
漂流記 ,
よーそろ ,
シド・ヴィシャスから遠く離れて ,
送り火 ,
家路 ,
もういくつ寝ると


{8/3読了、記入は8/25}