読書録

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『直江兼続の義と愛』 火坂雅志 著

直江兼続の義と愛

直江兼続の義と愛

今のような時代にあって、利だけに生きるのではなく、義と愛をつらぬいて、自らを捨て人のためにつくした、というこのストーリーは、なかなか面白くドラマの方も見させてもらっているが、この本で、登場人物の背景を少し深く知ることができた。
改易で会津から米沢にうつっても、リストラをせずに産業振興につとめ、徳川家と縁をむすぶために自らの家系のことは無視する直江兼続というのは、このように描かれているためなのか、実像もそうなのかはわからないが、たいしたものだと感服する。

{地区センターから借り26読了、記入27}