読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

「なぜか怒っている人」の取り扱い説明書

「なぜか怒っている人」の取り扱い説明書

「なぜか怒っている人」の取り扱い説明書

 「怒りをはじめとするネガティブな感情は、多くの場合、説明不足か確認不足によるコミュニケーション不全に起因すると言ってもいいでしょう…日頃の説明と確認に使う…手間を惜しまない…p126」とおわりにまとめているが、その通りだと思う。

 これまでもいろんなことがあり、この読書録にも、怒りやアンガーマネジメント系の本は多々記録している。かつては家庭内のことでぶつかることが多かったが、ここ半年は職場関係での人間関係で悩ましいことが多い。レコーディングなどで自らの感情をおさえて分析しつつ、コミュニケーションについて工夫していかないといけないと、改めて思う。


発刊したPHP研究所のサイト→ https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-82335-5
著者が主宰するメンタルエステ「ココロの部屋」→ http://www.mental-room.com/


 いくつか今後に生かしたい点を引用
◇p4:共通しているのは、怒っている人は「困っている人」だということ。
◇p36:「ブロークンレコード」(同じセリフを3回繰り返す)でしつこい相手を撃退する
◇p40:(逆ギレして反撃してくる部下に)キレたことには取りあわず、事実関係に絞って淡々と必要事項を話し合いましょう
+p45:部下からのハラスメントは自分がつぶれる前に、ためらわずに上司や人事に相談を
◇p49:自分のイライラを収める、とっておきの方法:実況中継、テーマソング、あだ名をつける…深呼吸、数字を逆から数える、赤信号や止まれの標識を思い浮かべて自分にストップをかける…お好きな方法で心にゆとりを。
◇p86:(ゲームにはまり注意すると激怒)さびしさやストレスをかかえ、現実逃避している…リアルで打ち込めるものを探し一緒に楽しむ
◇p103:「えーっ!」「はあ?」と声に出して驚くことで、風紀委員長タイプの怒りや注意を受け流しましょう
◇p111:(モンスタークレーマーに)個人的な見解は聞かれても答えず、相手の挑発にのらず上手にスルーして身を守る


 本著はイラスト入りで要点が各項目ごとにうまくまとめられ、何が必要なのか、改めて認識することができた。

 年末年始、改めて振り返りながら、新たな道をさぐりたい。

{2017/12/11-12読了、記入は12/23土}