- 作者: 迫俊亮
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2017/01/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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駅でよく見かける「ミスターミニット」で、こういう変化があったと本著を読んで知った。リーダーの取り組み方で組織が変わる可能性があり、そのリーダーシップのあり方は、ひと言でいえば「現場中心」にすることなのかも知れないが、29歳で社長になったという著者のノウハウには、”現場と経営は上下関係ではなくあくまで役割で対等、信頼を築く”など、学ぶことが多いのだろうと思う。ただ、先に読んだジャパネットタカタもそうだが、会社イメージの向上にもつながる一方で、本人が書いている点を考えて、より客観的、総合的に情報を集めながら眺める必要があるかも知れない。
発刊したディスカヴァー・トゥエンティワンのサイト→ http://www.d21.co.jp/shop/isbn9784799320303
備忘録として、いくつかのポイントを引用
◇うまくいかない組織がハマる3つの罠 1)リーダーに潜む「階層意識」、2)「ウィル(ヤル気)」「スキル(能力)」にまつわるチーム、3)騎乗では正しい「ロジック」p40
◇立て直すために行った3つ 1)あるべきリーダーシップの構築、2)「すべては個人ではなく仕組みの責任」と言える組織づくり、3)みんなが実現に向けて動きたくなるビジョンの共有 p56
◇新しい評価制度でシンプルにp131
・明るく気持ちよく接客する、・満足して頂けるようサービスを提供するための技術力を身につける、・人を育てる、・新しいことに挑戦する
◇抜擢人事を成功させるために大切なこと4つ=CAREp137
C=ケイパビリティ、権力、A=オーソリティ、権威、R=レスポンシビリティ、責任、E=エバリュエーション、評価
◇(仕事への)納得感は、」仕事を深く理解していることと、決定に関与していることの2点から生まれてくるp164
◇ビジョンは3つのトライアングルの中からp200 1)会社の強みとらしさ(どんな会社か)、2)時代の流れ(これから世の中はどうかるか)、3)経済性(儲かるか)
◇新サービスを成功に導く4つのポイントp206〜
1)思い込みを取り除く
2)まずは小さく試す
3)徹底的に改善する
4)オペレーションを磨きあげたうえで全国展開する
◇人も会社も「持っているポテンシャルを100%発揮できる世の中」にしたいp235
{2017/5/9-11読了、記入は13土}