読書録

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自分で決める、自分で選ぶ これからのキャリアデザイン

自分で決める、自分で選ぶ―これからのキャリアデザイン―

自分で決める、自分で選ぶ―これからのキャリアデザイン―

 著者の名前は、「パワハラ」がまだ広く認識されていなかった頃に、言葉を定義して問題を提起したことで接していたことがあったが、本著で、「新たな価値は女性がつくる」を合言葉に、DIWという女性活躍推進に取り組んでいることを知る。帯の推薦の言葉にもあるように、女性だけでなく、男性にとってもこれからの働き方を考えさせられる内容だ。


出版した東峰書房のサイト→ http://tohoshobo.info/?p=353
東峰書房によるプレスリリース→ https://www.atpress.ne.jp/news/86091

著者が代表取締役を務めるクレオ・シー・キューブのサイト→ http://www.cuorec3.co.jp/diw/career/index.html


盛りだくさんの内容から備忘録として以下を引用
◇雇われ続けるための「エンプロイアビリティ」=必要とされる力が必要 p27

◇人生の残り時間は意外と少ないp46→p48残日数、好きなことは何で、あと何回できるか?他にやりたいことは何で何回できるか?愛する&大切な人は誰で共に生きる時間は?⇒<キャリアを旅行に例えるp50>
・行きたい場所のイメージ=キャリアビジョン、
・行きたい場所の特定=キャリアゴール
・行くための計画=キャリアプラン(いつ誰といくらで、スケジュールをたてる)
・行くための準備=準備(休暇をとれるように段取りを組む)

◇女性の管理職を増やすためには、仕事も私生活も楽しむ管理職が増えることが早道p61

◇したいこと(夢)、するべきこと(役割・貢献)、できること(能力・スキル)の3つの円を考えるp77⇒子どものときの思い出に自分を知るヒントがあり、大きな影響を与えた出来事、人、出会いは何か、ワクワクさせることは?p80

◇会社と自分の関係を見つめ直す p91〜、40代からの社員は、自分が会社をどう支えるかを考えなくてはならないp92⇒会社と個人の関係も変化:ライフスタイルは企業にあわせる形から、あった雇用形態を選択へ+年功序列から実績評価、多様な雇用形態、+p166自分よりワンランク上の考え方をすることで今が楽になり将来役立つ

経済産業省による「女性活躍推進の経営効果」として5つのイノベーションp103
1)プロダクトイノベーション、2)プロセスイノベーション、3)外的評価の向上、4)職場内の効果、5)社会的責任への評価向上、うち1と2に焦点をあて能力開発

◇起業家的発想から学ぶ「仕事を楽しむ術」p105〜
・自分自身にわがままに、そして貪欲に
・自分自身の思いがビジネスになる=人の心を動かすのは私が欲しかったから、不便だから解決策を考えた
・他人の力を借りちゃおう
・日常生活で直観力を磨こう

◇手法としてアトリビュート分析p125
      基本的特性   優勢的特性   決定的特性
肯定的立場 あって当たり前 ちょっと魅力的 これに決めた
否定的立場 我慢できる   文句を言いたい これがあるから買わない
中立的立場 だから何なの  おまけなら欲しい 

◇手法としてBMC=ビジネス・モデル・キャンバスp139
8パートナー 7主要活動 2顧客価値 4顧客との接点 1顧客セグメント
      6経営資源       3チャンネル  
9コスト構造         5収益の流れ


 さまざま悩み多い日々ではあるけど、時には振り返って、これから残された時間や今後のキャリアのことを考えないといけないと感じた。

{5/23-24読了、記入は28土}